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私が教師を辞めるワケ ~学校はパンク寸前だ~

 

いずれ教師は授業をしなくなる。そう考える理由は2つある。

 

1つ目は、授業準備にかける時間があまりに少ないということ。

「教師は授業力が命。」という言葉をよく耳にする。にも関わらず、行事の準備や校務文章の仕事など、授業の以外の時間に追われて授業のことについて考える暇がない。結局、教科書に書いてあることをそのまま教える授業になってしまうことが多い。特に6年生の担任の仕事は、もはやイベント会社のサラリーマンだ。年中何かしらの行事の準備をしている。何から何まですべて担うのは、もう無理だ。

 

2つ目は、学校の授業は時代遅れだということ。

情報がどこからでも取り入れることができる時代に、教師が黒板を使って教科書の内容を教える授業なんて古すぎる。

アクティブラーニングということが盛んに言われているが、教師の指示のもとグループや全体で話し合っている活動が多い。これは本当にアクティブラーニングと言えるのだろうか。

多くの教師は、「時代に合わない古い授業」がどうしたら上手くなるかを追い求め、日々研究を続けている。努力の方向が間違っている。もはや誰にも求められない伝統工芸だ。一斉授業なんて、予備校の講師の方が上手い。

 

このような理由から私は、いずれ教師は授業をしなくなると考えている。

では、学校はどうなっていくのか。よく言われていることでもあるが、これからの教室の姿について3つ提案する。

 

1つ。最低限の知識は、AIドリルで身に付ける。オンラインで上手な講師の授業を視聴してもいい。その子その子に合った問題、つまり個別最適化された学習に取り組む。学校を休んでも追いつけるし、理解していないのに先に進むということがない。先生は教えるのではなくて、支援する。ティーチングではなくコーチングだ。

 

2つ。教師はコーディネーターになる。45分の約半分でAIドリルを使った学習を終えるとする。残りの時間で、先生が考えた課題についてクラスの友達と話し合う。

 

3つ。能力別の学級編成にする。能力が違う子たちに向けて一斉授業をすることに、そもそも無理がある。

 

説明は上手な先生にオンラインで任せよう。知識の定着はAIドリルに任せよう。教師はコーチであり、コーディネーターとしての役割を果たす。教師の数も増やすべきだ。質が低くてもいい。そのくらい、人が足りない。

 

今の学校は、もうパンクしている。しかし学校が変わる兆しは全く見えない。

私が教師を辞めるワケ ~給料が上がらない~


私が教師を辞める大きな理由が、給料が上がらないことだ。

ある年の給料が約259000円。

翌年の時の給料は約268000円。

1年で、9000円弱しか増えていない。

 

9000円の昇給というのは、平の教諭としては平均的な額だ。

しかし当時の私は校内でも大きな仕事を任され、

学校のために身を粉にして働いた。

それでも平均的な昇給額だったということは、

それが評価されていなかったということだ。

 

自治体の教師の査定項目を調べてみると、

役職がある教師が圧倒的に有利になっていることがわかる。

役職のついていない、若手の自分はいくら頑張っても

評価されない仕組みになっていたのだ。

何とも馬鹿らしい。

 

とはいえ役職がついたとしても、

昇給額は今とさほど変わらない。

10年働いて月給はおよそ30万円。

15年でおよそ35万円。

 

管理職になると、少し変わってくる。

20年働き副校長になると、およそ55万円。

25年働き校長になると、およそ60万円。

 

都会で一馬力で子どもを2人育てるのに

十分な金額を稼ぐには20年かかる。

 

それならば、家族を養うためにも転職をして

早くお金を稼がなければと思う。

オーストラリアで出会った中国人の話。

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2013.7.20

 

図書館で本を読んでいると昨日教会の英語クラスで出会った中国人に偶然会い、彼が友人と食事をするというのでついて行きました。

その友人たちとは昨日行った教会メンバーで、英語クラスの先生やロシア人も居ました。

彼らとの話はとても面白いです。

特に、印象に残った話がありました。

 


たくさんの中国人が中国の未来を心の底から心配しているということ。

 

人口。

人口が多いと、競争が激しくなる。皆が競争に勝てるわけではない。

 

 

資源。

中国は人口が多い。資源には限りがあるし、資源を供給してくれる国でもしも

戦争が起こったら生きていけない

 

公害。

公害によって、多くの人が苦しんでいる。

 

だから、多くの中国人はアメリカや、アフリカや、オーストラリアをはじめ色んな国に逃げている。

中国の未来は暗いから。

 

「日本も小さい国なのに異常に人口が多いよね。あなたは怖くないの?日本人は怖いと思ってないの?」

そう聞かれて、うまく答えることができませんでした。

「学問の街」Melbourne

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奇抜すぎる、RMIT大学


2013. 7.19

 

今日は仕事探し、夜は教会へ行ってきました。

教会では英語レッスンと食事会。

経済学者の偉い人の話が聞けました。

英語クラスにいたのはロシア、ドイツ、中国、台湾からの留学生。

食事会では、人生初の「アーメン」をしました。

日本以外で「いただきます。」的な風習を始めて目の当たりにしました。

 

さて、今日はMelbourneの「教育」について。

 

メルボルンには、数多くの大学があります。

メルボルン市内や近郊、ビクトリア州の各地に9校の公立大学と、政府の認可を受けた私立高等教育機関

9校ある公立大学のうち、8校はメルボルン市内にメインキャンパスを構えています。

メルボルンの大学の特徴は、教育水準が高く、学生へのサポートも充実していることだそうです。

また、留学生の受け入れも積極的に行っています。

 

 

教育水準について

世界大学ランキングです。(2013年当時)
1位:マサチューセッツ大学アメリカ)
2位:ケンブリッジ大学アメリカ)
3位:ハーバード大学アメリカ)
・・・
30位:東京大学
35位:京都大学
36位:メルボルン大学メルボルン

50位:大阪大学
61位:モナッシュ大学(メルボルン

65位:東京工業大学
75位:東北大学
86位:名古屋大学
128位:九州大学
138位:北海道大学
198位:早稲田大学
200位:慶応大学
203位:筑波大学
246位:RMIT大学(メルボルン

277位:東京医科薬科大学
280位:広島大学
295位:神戸大学

http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2012

この3大学を始めとして、他にも学力の高い大学が多いそうです。


学生へのサポートについて

ビクトリア州では、大学に限らず全ての段階において教育に力を入れているそうです。
例えば
・個人に合わせた指導
多文化主義教育
・学習空間
・幅広いカリキュラム
など。


留学生の受け入れについて

なんと、メルボルンの大学生の5人に1人が留学生なのだそうです。
メルボルンに留学生が集まる理由は、
やはり教育水準が高いこと、学生へのサポートが充実していることが挙げられると思います。
他にも、オーストラリアの大学を卒業するとオーストラリア永住権取得のためのポイントを多く稼げることも理由にあるそうです。
もちろんメルボルン自体が魅力的な街だということもあると思います。

なぜMelbourneは多民族・多文化社会なのか

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2013.7.17

オーストラリア
には数多くの民族が存在します。
 
その理由にはかつて起こったゴールドラッシュ
政府が行った移民政策などが挙げられます。
治安、環境、生活水準がよい為に数多くの不法移民者も存在します。

ちなみに、出身国ごとの構成比はこのようになっています。(2013年当時)
1.オーストラリア(74%)
2.イギリス(5.4%)
4.中国(1.4%)
5.インド(1.1%)
6.イタリア(1.0%)

7.ベトナム(0.9%)

8.フィリピン(0.7%)
9.ギリシャ(0.6%)
10.南アフリカ(0.6%)
・・・・
27.日本(0.2%)
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_248/04_sp.pdf

データだけ見るとオーストラリア人がとても多いように見えますが
オーストラリア人でもルーツがアジアだったりアフリカだったりする人も大勢です。
また、国民として数えられていないけれど住んでいる人も大勢居るので
データ以上に多民族国家のようです。

そして、メルボルンの特徴は
様々な国の人々が独自の文化を残しつつ生きているということ。

色々な国のコミュニティがあったりして、
それぞれの宗教や風習をそのまま残して生きているそうです。

目に見えるものでは、街のいたるところにある○○人街。
中国人街、イタリア人街、ベトナム人街、ギリシャ人街・・・
オーストラリアに居るはずなのに、完全に異国の雰囲気を感じます。

また、日本料理レストランや中華料理レストラン、韓国料理レストランなども
メルボルンに住む皆がそれらを楽しむためというよりは
メルボルンに住む各国の人々が自国の料理を楽しむためにある気がします。
それぞれのレストランはそれぞれの国の人で埋め尽くされているからです。笑
やはり皆自分の国の「食」が一番みたいです。


しかしこれはオーストラリアの話ではなく、メルボルンの話です。
ゴールドコーストブリスベン、バンダバーグでは、これほどまで「多民族」を感じることはありませんでした。

では、なぜメルボルンではこれほどまでにそれぞれの国の文化が色濃く残っているのか。


恐らく「多文化主義法」が関係しているのではないでしょうか。

多文化主義とは、異なる文化を持つ集団が存在する社会においてそれぞれの集団が「対等な立場で」扱われるべきだという考え方または政策のこと。

シドニーのあるニューサウスウェールズ州そしてメルボルンのあるビクトリア州では
この多文化主義を法律で定めているそうです。
(連邦制をとっているオーストラリアでは、州によって法律が異なったりします。)
http://www.clair.or.jp/j/forum/c_report/pdf/358.pdf

オーストラリアという枠組みから外れない程度に様々な国の文化、言語を政府が積極的に保護しているようです。

連邦制をとるオーストラリアでは、州政府の持つ力はとても大きいです。
その州の法律によって多民族による多文化が保護されているとなれば、
オージーも異文化を許容しやすくなるし、移民の人々も自国の文化を残しやすくなるのではないかと思います


様々な国の人々が居て、それぞれが独自の文化を残しつつ生きているメルボルン
オーストラリアに居ながらにして、色んな国の空気を感じることができる面白い街です。

ビクトリア女王が愛した街Melbourne


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初期
約40000年前   
先住民族クリンの人々が暮らし始めました。
 
1834年       
ヨーロッパ人による、現在のメルボルンへの本格的な移住が始まります。
クリンの人々は伝染病、虐待、誤治療、アルコール中毒性病によって急激に減りました。
 
1837年               
 当時の英国首相メルバーン卿にちなんで
メルボルン」という名前になったそうです。
 
また、当時の総督によって将来に向けての都市設計が始まりました。
これによりメルボルンは港・郵便局・銀行・新聞社・教会・学校・病院・劇場・居酒屋など中心的な都市に発展しました。
 
1851年       
イギリスのビクトリア女王にちなんで
州の名前が「ビクトリア州になります。
 
カナダにもビクトリア州アメリカにもビクトリアという地があります。
調べてみるとその地が出来たのはどちらもビクトリア女王在位時のことでした。


 ゴールドラッシュ以降
1851年
ゴールドラッシュが始まります。
ビクトリアは、ゴールドラッシュの影響を最も受けた地域です。
 
理由は、多くの移民がビクトリアの港を通じて
オーストラリアへやってきたからだそうです。
 
1853年
毎週900隻もの船がビクトリアに到着し、
時には1日に7隻の割合で船が入港したのだとか。

メルボルンはこれによって1880年代には大英帝国で2番目に大きな都市となりました。
イギリスの数ある都市よりも大きな都市だったのです。
 

先ほど書いたビクトリア女王の在位期間は1937年から1901年。
この時期が、イギリスが最も繁栄していた時代です。
20世紀になると、世界の主導権は徐々にアメリカのものとなっていきます。
イギリスがあったからこそ力を持ったメルボルン
イギリスの衰退とともに力を失ったのもメルボルンでした。

メルボルンには、イギリスが繁栄していた時代に
建てられた建物の多くがそのまま残っています。
メルボルンは栄華を誇った大英帝国の化石なのかもしれません。

かつてイギリスに、ビクトリア女王に愛されたメルボルンには
気品溢れる建物が立ち並び、上品な、そして落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

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Melbourneってこんな街

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2013 7/16
 
「月曜日に電話するね!」と言ってくれた店からは、
案の定電話はかかってきませんでした。
 
「後で電話する!!」はオージーにとって
「ちょっと考えさせて。」の意味なのだと分かってきました。

店に飛び込み過ぎて、
「I'm looking for work,can I work here?」と笑顔だけで
オーナーと仲良くなれるようになってきています。笑
 
 
Melbourneの街について簡単にまとめていきます。
 
 

歴史

ゴールドラッシュによって発展しました。そのため、イギリス植民地時代の建物が多く残っています。
 

多文化

色々な国の人が様々な文化を残しつつ生きています。 suteacher.hatenablog.com

教育

教育水準がとても高いそうです。また、多くの留学生がこの地で学んでいます。

 

suteacher.hatenablog.com

エンターテインメント

カフェ、芸術、スポーツ、食などが発展しており、遊ぶにしても魅力的な街。
 

人口

オーストラリアの中ではシドニーに次ぐ都市ですが、人口は408万人。決して多くはありません。
 

ロンドン的な高貴で落ち着いた雰囲気を醸し出し、
色々な文化を感じることができ、
学ぶことができ、
楽しむこともでき、
それでいてどこかのんびりしている街
 
 
 

Melbourneで仕事探しその5 飛び込み営業のやり方

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前回の記事では、仕事を探す方法として

飛び込み営業を選んだことを書きました。 

suteacher.hatenablog.com

 

今日はその方法について。

 

まずは、履歴書を作ります。

履歴書は日本のようにコンビニとかで

売っているわけではないので、自分で作ります。


書く内容は、

・基本情報 

・学歴 

・職歴(バイト歴) 

・適当なアピールポイント

雇う側は履歴書よりも会った時の印象を重視するらしく、履歴書は結構適当です。

履歴書をたくさん印刷したら、店に飛び込みます。

 

この時に気をつけること

①1番偉そうな人に話しかける

トップを押さえます。

 

②笑顔、そしてテンション高め

履歴書以上に、雰囲気重視のようです。

 

③忙しい店には入らない・・・

忙しいときに履歴書を渡しても逆効果です。

そして決まり文句は

「I'm looking for job,can I work here?」

 


これに対して7割のオーナーは「ごめん今は募集してない。」と言います。

2割は「履歴書だけ置いていって。」と言います。
1割にはいくつか質問をされます。


これまで300件以上の店を回ったと思いますが、

2件のみ「後で電話するね。」と言われました。


採用は飛び込みをしたその日に決まることもあるし、

その1週間後、1ヵ月後に電話がかかってくることもあるそうです。

「①~③の3点を守りつつ母数を増やしていく」

のが、飛び込み営業のやり方です。

 

今日も仕事探しをしていたのですが、

メルボルンへ来て1番衝撃的なことが起こりました。

ゴールドコーストに居た時よく一緒にサーフィンに

行っていたスイス人にばったり出くわしたのです。

不思議なこともあります。

久しぶりに飲んだのでビール1杯とワイン2杯で酔ってしまいました。

頭が痛いです。

そういえば、2ヶ月前よりも大分彼の英語が分かるようになっていました。

Melbourneで仕事探しその4 飛び込み営業をする理由

 

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2013 7/12


はじめは家から一番近い大通りから

順に履歴書を配るという作戦でしたが、

う手あたり次第履歴書を配っています。


案の定、どの店に履歴書を配ったのか分からなくなり、

何件か2度目の飛び込みをしてしまいました。

 

「また来たのかよ」と嫌な顔をしてくるオーナーもいれば、

「また来たのかよ」と笑ってくれるオーナーもいました。

しかし残念ながら、笑わせても採用とはなりません。

そういえば、「明日電話するよ」と言って

電話してくれなかったレストランへ行ってきました。

案の定、鬱陶しそうな顔をしました。

何十枚も履歴書を抱えているそうです。

道のりは険しい…。

 

さて、メルボルンで仕事を探す方法は3つあります。

 

 

1.知り合いのコネ

一番可能性が高い方法です。

シェアメイトや数少ない知り合いに

そこで働けないか」と聞いていますが、

まだ良い返事はありません。

 

2.飛び込み

日本でアルバイトをしたかったら

求人広告を見て連絡を取ります。

飛び込みなんて珍しい。


しかしオーストラリアでは飛込みが珍しくはないそうです。

日本人とは比較にならないほどフレンドリーな

オーストラリア社会だからでしょうか。

店も飛び込みに慣れています。

だから面倒な求人広告なんか出さないで済ませているし、

それでも廻っているのだそうです。

 

3.求人募集を検索する

わざわざ店に行かなくても良いし、何より勇気なんていらない。

一番簡単な方法です。

しかしそれでいて一番厳しい方法です。

 

飛び込みが主流なオーストラリアでは

店はあまり求人広告をを出しません。

 

そしてその数少ない広告を何百という人が同時に見ています。

飛び込み以上に、仕事を得られる確率が低い方法なのです。

 



私が飛び込み営業をしているのはそういうわけです。

 

ひらがな指導はチャレンジタッチにお任せしよう

かなりの時間と労力が必要なひらがな指導。

チャレンジタッチの教え方がすごい。

もちろん大人が教えないといけない段階もあるが、

大方チャレンジタッチに任せてよいのでは?

 

 

学習の流れ

「ねんがじょうをかこう」という課題。

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お手本が、書き順も教えてくれます。

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タッチペンで、右下に文字を書きます。

よく書けたら、コラショが褒めてくれる。

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間違えたら、お手本とどう違うのかを一画ずつ教えてくれます。

アニメーションになっているのでわかりやすい。

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丸いボタンをスクロールすると、

自分の文字が徐々にお手本に変わっていきます。

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全部書けたら、年賀状が完成!

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ここがすごいその1 改善点が分かる

小学校1年生の担任を経験して思うこと。

文字の形を教えるって、すごく難しい。

 

よくやるのが、赤ペンで正しい字形を書いてあげて、こどもがなぞるというやり方。

これは、なぞれば終わるので大人の努力の割に身に付きづらい

 

または、手取り足取り教えるやり方。

「まずは左上の部屋から...。」とか「そこは三角に!」とか。

これは、時間がかかるし、こどもは色々言われて嫌だし、

しかもうまく書けなくて大人もイライラするし、あんまりいいことがない

 

しかしチャレンジタッチでは、

①アニメーションで一画ずつお手本を見比べさせる。

②自分の字を徐々に変化させてお手本に近づける。

という方法をとっている。

これだと時間がかからないし、

こどもが自主的に改善点を見つけようとする。

 

本当に、うまくできている。

 

ここがすごいその2 課題設定が上手い

今回の課題は、「ねんがじょうをかこう。」

文字を書くことが目的ではなく、

年賀状を書くことが目的。

だからこどもは、年賀状を書くために頑張る。

 

これが紙のドリルだと3つ文字を書けば終わりだが、

チャレンジタッチでは、コラショに合格をもらわないと完成しない。

全部合格したら、年賀状が完成しているので嬉しい!

 

 

ここがすごいその3 問題数が絶妙

多すぎるとだれてしまうし、少なすぎると飽きてしまう。

1問にかかる時間を考えると、3問という問題数は絶妙。

この問題に限らず、チャレンジタッチの問題は、

終わりまで長すぎないのがいい。

 

 

ここがざんねん お手本が遠い

1点だけ残念な点を挙げるとすれば、

お手本から、文字を書く場所までの距離が長い。

「おてほんをみながらひらがなをかきましょう」と書いてあるのに!

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目を動かすことが苦手な子は、こんなに遠いとほとんどお手本を見られない。

実際、娘の目の動きを見ていると、書いている最中はほとんどお手本を見ていない。

 

お手本は、隣に配置しないといけない。

また、隣は隣でも上、下、右、左なのかで、見やすさが大きく変わる。

 

私の実感としては、右利きの子はお手本を左に、

左利きの子はお手本を右に書いてあげると、

上手に書けるようになる。

 

 

チャレンジタッチで小学校の授業を体験!

 本当によくできている。チャレンジタッチ。

もっと多くの子どもたちに体験してほしい!と、

元1年担任として強く感じます。

 

 

 

学習の流れ

 

学習というより、メインは授業体験。

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コラショと一緒に、「よろしくおねがいします。」

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2本の傘の、長さを比べる問題。

比べ方も教えてくれます。

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家の中にあるものの長さも比べよう!とコラショ

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チャイムが鳴ったら挨拶。

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ここがすごいその1 教室の様子が分かる

ここ何年か問題になっている

小1プロブレム。

(幼稚園・保育園とのギャップから不登校などを引き起こす)

これが起こる理由は色々ありますが、

その1つが環境の変化です。

 

小学校はこれまでと違って

長時間座って勉強したり、

大きな黒板に先生が文字を書いたりします。

 

そういったことに違和感を持ち、

学校が苦手になってしまう子どももいるのが事実。

 

しかしチャレンジタッチでは、

教室の様子がかなり忠実に再現されています。

・大きな黒板

・そのそばに立つ先生

・教室いっぱいの机

・静かに座る子どもたち

・黒板右端の日付

・黒板周りの掲示

こういった景色に視覚的に慣れさせるというのは、

子どもにとってかなり重要です。

 

 

ここがすごいその2 授業のルールが分かる

 

・「よろしくお願いします。」の挨拶をする。

・基本的には座って先生の話を聞く。

・発表する時には手を挙げる。

・友達の意見を聞くこともある。

・チャイムが鳴ったら挨拶をする。

このようなことを、コラショが教えてくれます。

 

これは、幼稚園や保育園の先生も教えてくれます。

しかし中には、園では出来たのに学校では

出来なくなってしまう子もいるのです。

景色が変わると、ルールがリセットされてしまうのかもしれません。

 

ルールが分からないのは大人も不安。

もちろん子供も不安だし、

特に配慮が必要な子たちにとっては、

「知らないこと」は怖くてたまらない。

小学校の景色の中で小学校のルールを知る

これもまた、とても重要です。

 

いや~、よくできています。

 

 

Melbourneで仕事探しその3 ローカルジョブ

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2013 7/11

 

とりあえずジャパレス採用が決まったので、

今度はローカルジョブ探し。

 

狙いは

・ファーストフード店

・ホテル

・コンビニ

・ローカルレストラン

です。


メルボルンの中心街は、

多くの通りが碁盤の目状に並んでいます。

 

まず自分の家から1番近い通りへ行き、

その通りの全ての店(アジアンレストラン以外)に

仕事ができるか聞きました。


店の雰囲気なんて関係ありません。

その通りが終わったら次の通り・・・を

かれこれ7時間くらい続けました。

もう、地獄です。

 

日も暮れかけた頃、

あるイタリアンレストランに辿り着きました。

オーナーはオージー

店員もほぼオージーです。


店に入り、それまでと同じように

「I'm looking for job,can I work here?」

と聞きました。

 

するとオーナーは「Yes you can.」と言います。

耳を疑いました。

その後も色々聞かれて、

「また明日連絡するよ。」と言われました。

 

信じられませんでした。

地獄に仏!


これまでの店では、「また連絡するね。」とか

とりあえず履歴書だけ置いてって」とか

ごめん今募集してないから。」が9割でした。


ちょっと詳しく聞かれたのも、たったの2件だけ。
だけど「また明日連絡する。」は初めてです。


じゃあこれで仕事探し終わり???と思いましたが、

オーストラリアでは連絡すると言っておいて

結局連絡が来ないことがよくあるので

 

この後も一応履歴書を配り歩きました。

結果は目標には全く届かず48枚。

 

でも履歴書を受け取ってくれない所も

たくさんあったので100件くらい回ったかもしれません。

飛び込みすぎて覚えてませんが。

とにかくアジアン系以外の仕事が見つかるまで

メルボルンの街の店を全部回ってやろう。

 

 

 

メルボルンの街には、

イタリアンレストランや

フレンチレストランや

ジャパニーズレストラン・・・・と

色々な種類のレストランがあります。

 

当たり前のことですが、

だいたい同じ種類のレストランが

だいたい同じ所に固まっています。

 

だいたい同じ種類のレストランが集まっていれば、

お客さんからすると便利ですよね。

コミュニティも出来上がる。

街って上手く出来ています。

Melbourneで仕事探しその2 ジャパニーズレストラン

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2013 7/11

 

仕事探しのためにまず向かったのは、

ジャパニーズレストランが集まる地域。

 

ジャパニーズレストランで働くのは本望ではないですが、

とりあえず仕事を見つけないと死んでしまうからです。


今日知ったことですが、

ジャパレスはたくさんあるけれど

日本人がやっているジャパレスはほとんど無いのです。

 

今日見たジャパレスは全て中国人が経営しています。

店員も中国人です。

 

「店員が英語も日本語も上手く話せない。」

と言われて何件も追い返されました。

ほんとにジャパレス??

 

「真心込めて毎日お寿司を握っています。」

と綺麗な日本語の文字で書かれた看板の下で

寿司を握るおじさんが思い切り中国語を話していました。

なんでもありです。笑

 

普通のジャパレス探しに、少し苦戦しました。

しかしなんとか見つけた日本人の居るジャパレス

ここもオーナーは中国人)で、

一発OKをもらいました。

 

「明日また電話する。」と言われ、

聞いていた通り、ジャパレスは割とあっさり決まりました。

Melbourneで仕事探しその1 どの職を狙う?

オーストラリアで見つけやすい仕事 - オーストラリア政府観光局

2013 7/11

家が決まったので、今度は職探し。

 

メルボルンにいるワーホリが働ける職種はこんな感じ。
・地元企業
・専門職(美容師、マッサージ師、調理師、ネイリスト・・・)
・コンビニ
・ファーストフード店
・ローカルレストラン※
・欧米系レストラン
・アジア系レストラン
・カフェ
・ホテル


※ローカルレストランはオージー料理のレストランではなく、

オージーが経営してるレストラン。

日常会話くらいしか話せない、そして何の資格も持っていない

私(普通のワーホリ)が狙う職はコンビニ~ホテルです。

ワーホリでカナダへ行った友人は、

地元の印刷屋で働いているそうです。

仕事を探す身になると、改めて凄いなあと感じます。


一昨日、英語履歴書を300枚、日本語履歴書を10枚印刷しました。

印刷で2400円かかりました。涙)

今日は履歴書を100枚配り歩くことを目標に街へ出ます。

正直言ってすごい!チャレンジタッチ

チャレンジタッチ1ねんせい(2021年度)|進研ゼミ小学講座

 

正直言ってすごい!チャレンジタッチ。

小学校教員として、こんなものが世の中にあったのかと驚愕している。

 

小学校1年生になる娘のために、契約を済ませた。

スマイルゼミと迷っていたが、チャレンジタッチにしてよかった。

 

 

チャレンジタッチがいい理由

  

 

その1 フィードバックが早い

問題を解くたびに、コラショやカンガエルが反応をくれる。

こどもは、合っているか間違っているか、

分からないまま学習を進めるのはとても不安だ。

だから親に助けを求めるのだが、

親は忙しいから、そんなに見ていられない。

そんな子供と親との両方の悩みを解決してくれた。

 

その2 問題のつかませ方がうまい

小学校低学年を教えるときに難しいのが、

問題の意味が理解できないこと。

しかしチャレンジタッチでは、

コラショやカンガエルが問題を読んでくれたり、

映像で見せてくれたりすることで、

なんとなく問題が理解できるようになっている。

もしもその時理解できなくても、

やっているうちにわかるようになってくる。

すごい仕組みだ。

 

その3 ゲーム感覚で飽きない

スマイルゼミとの大きな違いはこれらしい。

ゲームが多いので、チャレンジタッチを敬遠する親がいる。

しかし実際にやらせてみると、勉強嫌いなうちの娘には合っていた。

 

勉強がしたくてチャレンジタッチを手に取る時もあれば、

ゲームがしたくて手に取る時もある。

でもそのうちにゲームに飽きて、勉強をし始めたりする。

勉強だけでなくゲームもあるお陰で、

「チャレンジタッチは楽しいもの」なっているようだ。

 

チャレンジタッチ恐るべし。

果たしてこれからの時代、紙のドリルはどれ程の意味をもつのだろうか。