通常級の支援が必要な子たちは、必要な支援がなされていない?
「
はじめに
昨日の記事に書きました↓
結果
⑺ 校内委員会で、特別な支援が必要と判断されているか
⑻学習面、行動面で困難を示す子ども の受けている支援の状況
現在、いずれかの支援がなされている 55.1%
過去、いずれかの支援がなされていた 3.1%
いずれの支援もなされていない 38.6%
不明 3.1%
⑼ -1「現在、通級による指導を受けていますか」
自校通級 2.4%
他校通級1.5%
受けていない 93.3%
不明 2.7%
⑼ -2「 過去に通級による指導を受けていたことがありますか 」
自校通級0.8%
他校通級※0.9%
受けていない 97.4%
不明 0.9%
⑼ -3「 過去に特別支援学級に在籍していたことがありますか 」
在籍していたことがある1.9%
在籍していたことはない 95.3%
不明 2.8%
⑼ -4「「個別の教育支援計画」を作成していますか 」
作成している1 7.9%
現在はないが過去に作成していた2 1.3%
作成していない 88.2%
不明 2.7%
⑼ -5「「個別の指導計画」を作成していますか 」
作成している7.9%
現在はないが過去に作成していた1.3%
作成していない 88.2%
不明 2.7%
⑼ -6 「特別支援教育支援員の支援の対象となっていますか 」
なっている8.5%
現在はなっていないが過去になっていた 1.4%
なっていない 87.2%
不明 3.0%
⑼ -7 「授業時間以外の個別の配慮・支援を行っていますか 」 (補習授業の実施、宿題の工夫等)
行っている26.3%
現在は行っていないが過去に行っていた 3.9%
行っていない 67.1%
不明 2.7%
⑼ -8 「 授業時間内に教室以外の場で個別の配慮・
行っている 9.3%
現在は行っていないが過去に行っていた 1.7%
行っていない 86.3%
不明 2.7%
⑼ -9「 授業時間内に教室内で個別の配慮・支援を行っていますか 」
行っている44.6%
現在は行っていないが過去に行っていた2.7%
行っていない 49.9%
不明 2.7%
-----
感想
⑹ 学習面、各行動面で困難を示す児童生徒の学校種、
とはいえ30人学級として換算すると2.31人なので、
学年が上がるにつれて、その割合も低くなっていく傾向がある。
ただ、小学校3年生から4年生にかけてのみ、
ギャングエイジといわれるような、心の変化の影響だろうか。
それとも、学習内容が難しくなることによる影響だろうか。
⑻~⑼-9のデータからは、
そもそも、
自分の経験でいうと、
まず担任が子どもの困り感に気付いてあげる必要があり、
周りの先生に相談をし、
保護者の了承も得ないといけないが、
私は学校で特別支援員と担任をつなぐ役割をしているが、
どのように連携をしていいのかわからないという。
だから多くの先生は、
------------------------------
⑼ -9「 授業時間内に教室内で個別の配慮・支援を行っていますか 」
行っている44.6%
現在は行っていないが過去に行っていた2.7%
行っていない 49.9%
------------------------------
の質問で「行っていない」の割合が非常に高いことに驚いた。
その先生のクラスに、
学級の中で支援を必要とする子どもがそれほど多くないからだろう
それとも、連携や支援の仕方がわからないからだろうか。