イスラム教徒の友達が語学学校の授業で固まってしまった話
2013年4月15日 語学学校にて
授業で席が隣になったサウジアラビア人の
バックヒーと仲良くなり、
彼は敬虔なイスラム教徒でした。
・お酒を飲まない。
・タバコを吸わない。
・音楽を聴かない。
・恋人を作らない。(結婚はOK)
これらを全て守って生きているそうです。
その後の授業で、プリントが配られました。
先生は生徒を指名し、みんな英文を順番に
読んでいきます。
バックヒーの番になりました。
しかし彼は固まったまま答えません。
彼の唇がかすかに震えていたように思います。
彼が読む文には、
「drinking beer」「listening to music」
の言葉がありました。
私は急いで代わりに読み上げました。
彼は小声で「sorry.」と言いました。
これには驚きました。
言葉を口にすることすらできないなんて!
(全てのイスラム教徒がそうではないと思いますが。)
そういえばその話を教えてくれた時、
彼は小声になっていました。
宗教のもつ力の大きさを感じました。
無知は怖いです。
相手の文化を知ることの大切さを知る日になりました。