休校中、先生からの電話健康観察は必要か?
結論からいうと、電話健康観察に賛成。
休校期間中、先生たちが学校にいないこどもたちに対して行っていることはいくつかの種類に分けられる。
①オンライン授業(双方向)
②オンライン学習(一方向)
③オンライン朝の会(双方向)
④プリント学習
⑤家庭訪問
⑥電話健康観察
(まだあるかも)
①~③は、できるのならやった方がいい。
④は、ネット環境がないならやるしかない。
⑤は、感染の可能性があるのでやめた方がいい。
学校の先生たちの中でも賛否が分かれているのが、「⑥電話健康観察」である。
賛成派の意見は、「こどもたちに声を掛けてあげたい」「体調が心配」「学習の進度が心配」
反対派の意見は、「健康観察ならWebやメールでもできる」「保護者の負担になる」「教員の負担になる」
正直、どちらの意見もよくわかる。
一度立ち止まって考えたい。
「学校の先生にしかできないことは何か?」
授業動画なら、NHK for Schoolが立派なものを作っている。学習プリントなら、ベネッセや学研が素晴らしい。
でも、NHKにもベネッセにも学研にもYouTuberにもできないことは、こどもたちに声を掛け、声を聴いてあげること。
先日の電話連絡の時、「うちの子、朝から先生からの電話を待っていました。」と教えてくれた保護者の方がいた。こどもたちの声を聴くだけで、こちらも嬉しい気持ちになる。
できることなら、オンライン朝の会がしたい。オンライン授業がしたい。毎日学校で顔を合わせたい。
「電話健康観察」という文字面から、なんとなくアナログで、めんどくさそうな印象を受ける。でも、今できることの中では結構いい手段なんじゃないかと思う。
さて、今日も自宅勤務がんばろ。