コロナ禍における生活科「学校探検 」
毎年2年生と1年生が交流する学校探検。
人との接触が難しい今、
他の学校ではどのように実施しているのでしょうか。
私の学年では、動画を撮影して1年生に学校紹介をすることにしました。
学級通信で発信した内容をここに載せます。
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「今度はわたしたちが1年生を助けてあげたい!」
生活科では、「1年生をむかえよう」の学習を進めています。
学習のはじめには、1年前の自分たちのことを思い出しました。
「1年生になれて嬉しかった!」
「どこに何の教室があるか分からなかった。」
「朝学校に来てから、何をしたらいいか分からなかった。」
入学したばかりの頃の、喜びと不安が入り交じった気持ちを覚えていたようです。
そんな中、お世話をしてくれた人たちがいたことも思い出しました。
「6年生が、朝の準備を手伝ってくれたよ。」
「掃除も一緒にやってくれたよね。」
「2年生は、学校を案内してくれた!」
「おもちゃランドに招待してくれて楽しかった。」
するとある女の子が言いました。
「今度はわたしたちが1年生を助けてあげたい!」
みんな、大賛成でした。
本当は昨年の2年生のように
学校探険に連れて行ってあげたいところだったのですが、
今の状況でそれを行うのはとても難しそうです。
こどもたちからは、色々な代案が出ました。
「ポスターを壁に貼ったらいいよ。」
「写真にメモをして渡そう。」
「ぼくたちが言ったことを、先生が伝えてよ。」
「動画を撮れば良いんじゃない?」
結局こどもたちは、1番伝わりやすそうな動画を選びました。
〜学校しょうかいチャンネル〜
「動画を撮って見せるってYouTuberみたいだ!」
と誰かが言い、学習のタイトルは「学校しょうかいチャンネル」に決まりました。
それからこどもたちは学校内を調査し、紹介文を書き、1年生に伝える練習をしました。
伝える練習をする際には、
パソコンで自撮りした動画で自分の姿をチェックし、
自分たちが納得いくまで何度も繰り返し練習をしました。
「1年生に名前を覚えてもらいたい!」
とある男の子が言い、最後に自分の名前を伝えることも忘れませんでした。
1年生に「学校しょうかいチャンネル」を見てもらうのがとても楽しみです。
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