旅人、教師、そして転職

海外放浪~フリーター~小学校教師~転職

MENU

上手な日記を書くための活動例

クラス全員に達成感をもたせる! 1年生担任のための国語科指導法 ―入門 ...
 
では教科書に書かれている日記指導のポイントを、
では指導要領解説に書かれている日記指導のポイントをまとめました。
 
今日は、具体的に日記指導をどのように進めていくかについてです。
土井正博先生の「1年生担任のための国語科指導法」に書かれている
日記指導のポイントをまとめました。
 

日記指導で育てたい力

「ひとつのことを深く見つめる力」
 

進級制度で基準を見える化する

3級(100文字程度)・・・文字を綺麗に、大きく書ければ合格。
2級(200文字程度)・・・「題名のつけられるもの」をきれいに大きく書けたら合格
1級(300文字程度)・・・「今まで気づかなかったこと」をきれいに大きく書けたら合格
原稿用紙(400文字程度)

 

「題名のつけられるもの」

ひとつのことを深く考え、詳しく書かせるための合格基準
・題名のつけられない日記の例
--------------------------------------------------------------------------------
今日朝起きてご飯をたべました。おいしかったです。学校にいきました。
そして勉強をしました。つかれました。公園に行きました。・・・
--------------------------------------------------------------------------------
 
・よく書けている子の日記を紹介して、題名を付けさせる練習をする。
「いつ、どこで、なぜ、どのように」を書くと、一つのことを詳しく書けることを指導する。
・教師の書いたダメな例を紹介することも効果的。
 

「今まで気づかなかったことに気づく」

・「ひとつのことを深く考え見つめる力」が育てば、
こどもの毎日が価値あるものに変革する。
・文章の一部に線を引き、コメントを書いて指導する。
 

日記の題名を考えさせる活動

・子どもの日記の一部を隠し、コピーして配る。
・教師が読み聞かせる。
・題名について考える。
・発表する。
 

日記の肝となる部分を考える活動

☆よい表現や、思わず心が温かくなるような表現を共有する。
・子どもの日記の「肝」となる部分を隠し、 コピーして配る。
・読み聞かせる。
・隠れている部分について話し合い、正解を発表する。
・なぜこのように書いたのかを話し合う。
 
 

書く力を他教科に転化する

書く力が他教科に転化されていけば、本当に力がついたといえる。