困っている子を支援するコグトレ実践#3 根回しと実態把握
1.根回し
2.実態把握
1.根回し
自分のクラスだけで勝手に実践を始めると
後々自分が困ります。
同じ学年の先生、こども、保護者が
不平等を感じてしまうことがあります。
もしかしたら、
管理職に守ってもらわないといけない
状況になることがあるかもしれません。
そのために、事前の相談が必要です。
次の順番で行いました。
①隣のクラスの先生
②管理職
③特別支援担当の先生
④該当する児童の保護者
①隣のクラスの先生
快く了承してくれました。
その先生は、毎日の放課後に
国語や算数などの学習を
何人かの子たちに教えています。
私のクラスはコグトレを、
隣のクラスは学習を放課後に
行うということになりました。
②管理職
⑴自分のクラスだけでコグトレを実践する。
⑵クラスの何人かの子たちに対して行う。
⑶放課後に残して行う。
⑷特別支援担当の先生に手伝ってもらう。
⑸面談で保護者に許可をもらったら始める。
この5点をお願いしたところ、
快く了承していただきました。
③特別支援担当の先生
うちの学校には、支援を要するこどもたちを
ケアしてくれる先生がいます。
上にもチラッと書きましたが、
その先生に手伝いをお願いしました。
人手は多ければ多いほど助かります。
また、特別支援担当の先生と一緒に行うことで
その先生に子どもたちの実態を詳しく伝える
ことができます。
これまた、快く了承していただきました。
周りの方々に助けられています。ホントに。
④保護者
保護者面談で、子どもの実態を伝えました。
保護者の方々も子どもたちをなんとか
したいという思いは同じですから、
スムーズに話が進みました。
ここまでが事前の根回しです。
2.実態把握
保護者に許可を得ないといけなかったので、
始めるまでに少し時間があります。
そこで、大まかな実態把握をするために
「読み書きアセスメント」という資料を
活用しました。
出典はココ↓
資料はコレ↓
(東京都教育委員会 読み書きアセスメント)
色々本を読んだりネットで調べたりしましたが
支援が必要な児童に対しての
実態把握の方法、原因分析、手立てを
これ程具体的に書いている資料はありません。
読み物としてもかなり面白いです。
あくまで大まかな実態把握なので、
これについての説明は省きます。
次回は、実際に活用した教材について書きます。